大阪で貸事務所を借りるときの広さ
企業などにあたって貸事務所を選択する場合、考える必要があるのが広さです。
広すぎても経費がかかり、狭すぎると仕事に差し支えることになります。
大阪は比較的貸事務所物件が多く、その広さも大きなものからレンタルペースレベルのものというように幅広くあるため、貸事務所探しに苦労することはないでしょう。
その大阪で貸事務所を借りるときの広さ、いわゆるオフィス面積については、様々な団体や企業が調査を行っています。
その調査結果では、一人当たりの全国平均は小規模ビルであれば約4坪、大規模ビルであれば約3,8坪となっており、大規模ビルの平均面積が若干狭くなっているというデータがあります。
大阪でもその例に沿うかたちで、小規模から大規模ビルでレンタルされている貸事務所の平均的な広さは、約4坪程度が妥当というのが現状です。
地方都市であればもう少し広さの平均値は上がりますが、大都市の大阪では全国平均とほぼ同じと考えるべきでしょう。
貸事務所の業種による違い
大阪に貸事務所をレンタルして事業運営を始める際にも、業種によってオフィス面積が違うという点を考慮すべきとなっています。
金融や保険業、研究開発業、卸売り業という業種では約4.3坪となり、平均より広めの空間をとっているのが特徴です。
来客の印象を良くするため、設備や用具を配置するスペースが必要になってくるのが要因とされています。
一方で、情報通信業やサービス業などは大阪でも約3.5坪が相場となっており、基本的にスタッフ以外の人間が使わないのであれば、この程度の広さでも問題はないことが証明されるでしょう。
また、近頃では全国的に貸事務所の広さが狭くなっているのが特徴で、これは柱のないオフィスであったり、小さいスペースながら最適化された設計の間取りが増えているためで、比較的新しいビルにはこのような先進的な間取り設計の貸事務所がレンタルされています。そのため約3坪でも問題なく運営できるようになりました。
まとめ
このように、全国平均では大体約4坪程度が貸事務所の広さとなっており、大都市の括りに入る大阪も平均と同じか少し狭い程度が目安と言えるでしょう。
業種によっても異なりますが、来客を必要としないのであれば、3坪程度の広さでもレンタル可能な目安に入ってくるため、何の事業運営をするかといったことを明確に決めておきましょう。
もちろん、立地条件が良ければ良いほど、狭くてもレンタル料金は高額になることも知っておくべき事柄です。